yamato46inch
1W/0.1Wの家庭用ミニアンプ、、と侮っていると良い意味で裏切られます。 8インチCelestion搭載、筐体も思いの外存在感あり。質感も及第点。 0.1Wにしてもマンションだとクリンチャンネルで9時まで。真空管ってそんなもんですし、コレ以下のワッテージって見聞きしないので、音量観点からもっとも適した仕様かと思います。 ゲインチャンネルはゲイン・ボリューム併設なので的音に調整可能。その際の歪みカラーは好き好きですが普通に気持ちいいです。 かなり歪みますから手持ちモジュ・空間系ペダルを使うなら裏面のセンドリ接続必須です。 チャンネル切り替えスイッチも付属しており、(EQ…結構効きます…はそれぞれ美味しいところが違いますが)、歪みチャンネルではペダル要らないです。 クリーンチャンネル(同社DSL5/5W/0.5W/Celestion10インチにはクリーンにボリューム併設、チャンネルとセンドリオンオフフットスイッチあり)は1ノブなので音量上げて美味しいクランチを作るカタチ。 前述通り0.1Wでも美味しい領域(0.1Wにする事での音質劣化は許容範囲、ただ少しだけゲイン密度が薄くなる印象、総じて使えるW切り替えといえます)に到達するには厳しいので、センドリにかませるパッシブのボリュームノブなんかがあればいいですね。 ちなみにジムダンのパッシブボリュームペダルをセンドリにかましてみると普通に減音できました。それ用のボリュームノブとは比較してないので優劣つけれませんが、ボリュームペダルをかます事での劣化はあまり感じません。 このアンプ、Celestion搭載だけあって8インチ以上の音質があると思います。 一番美味しい使い方は、クリーンチャンネルを、歪み密度をスポイルしない1W状態で。センドリパッシブでしっかり音量を下げて美味しいところを適音でつくり、好みのペダルで歪みを足していく感じでジュルっと気持ちよく歪みむす。 この状態だと、モジュ・空間系ペダルもボードごと前からドンで十分働きます。各ペダルとのマッチングも良いかと。良いペダルはちゃんと良いペダルなりの音が再現できるスペックですね。 気になるところとしては、各チャンネルボリュームを最小にしてようがしまいが、電源オフ時にまぁまぁなボンっ音します。 真空管耐久性がどうかなと心配に…
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